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研修認定薬剤師

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研修実績を保証する資格

薬剤師のような医療関連の仕事を行う場合には、資格を取得して就職すればそれで安泰というわけではありません。
医療の技術は日々進化しているので、常に勉強をし続けていく必要があるのです。
そのため、医療関連の財団法人などでは研修に参加できるようになっており、薬剤師は頻繁に研修へ参加しないと、いくら資格を取得しても仕事ができなくなる可能性もあるでしょう。
このような研修に参加をして、勉強をしてきた実績を評価する資格が研修認定薬剤師と呼ばれているものなのです。

もちろん1回や2回研修に参加しただけで得られるような資格ではありません。
では、どのようにすれば研修認定薬剤師の資格を得ることができるのでしょうか。
まずは研修手帳を入手し、研修に参加して受講シールを集めましょう。
受講シールを研修手帳に貼り、40単位以上取得しないといけません。

40単位というのは、4年以内で毎年5単位以上というのが条件になっているので、この条件を満たさないといけないのはわかると思います。
条件を満たしたら指定された手数料を振り込み、研修手帳や必要書類などを薬剤師研修協議会に提出することで資格がもらえます。
研修認定薬剤師は他の資格と違って試験があるわけではありませんが、3年ごとの更新が必要になるので、忘れないようにしましょう。

薬剤師手帳の入手方法

上記では簡単に説明させていただきましたが、まず手に入れるべき薬剤師手帳について説明させていただきます。
薬剤師手帳は欲しいと言えばもらえるわけではありませんし、研修に参加すればもらえるというわけでもありません。
薬剤師手帳はもらうことができませんので、発行元である公益財団法人日本薬剤師研修センターで購入しなければいけないのです。
購入金額は476円プラス消費税となります。

購入方法はインターネット上にある申込フォームから買うこともできますし、FAXを送って購入することも可能です。
他にも郵送で申し込むことも可能なのですが、実は別の方法で薬剤師手帳を入手することもできます。
その方法とは、公益財団法人日本薬剤師研修センターの賛助会員になることなのですが、会費が必要になるので無料でもらえるというわけではありません。

しかし、支払った会費は税額免除の対象になるので、きちんと覚えておきましょう。
賛助会員になるといろいろな特典があるのですが、その1つが薬剤師手帳の贈呈なのです。
他の特典は、研修センターニュースの提供、研修会や講習会への参加費用を割引、公益財団法人日本薬剤師研修センターが発行する書籍の購入金額を割引、公益財団法人日本薬剤師研修センターが監修しているファーマトリビューン誌を1部無料で送付されます。