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毒物劇物取扱責任者

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危険な毒物や劇物を取り扱うためには

製造業や輸入業、販売業者などでは危険な毒物や劇物を取り扱っている場合もあるのですが、このように危険なものを取り扱う場合には、決められた資格を取得しなければいけません。
その資格は毒物劇物取扱責任者という名前なのですが、取得するのがとても難しくなっています。
しかし薬剤師の資格を持っている場合には、毒物劇物取扱責任者と同等の資格を持っていることになるので、新たに毒物劇物取扱責任者の資格を取得しなくても、毒物や劇物を取り扱うことが可能です。

毒物劇物取扱責任者の資格はどうやって取得するのか

毒物劇物取扱責任者の資格を取得したい場合には、どのように取得すればよいのでしょうか。
もちろん取得するためにはいろいろな条件があるので、簡単に紹介させていただきます。
まずは厚生労働省が定めている学校で、薬学部、理学部、農学部、工学部などの応用化学に関する学課を修了していることが条件です。
高等専門学校で工業化学科などの応用化学に関する学課を修了していることでも条件を満たすことができます。

他にも専修学校、もしくは指定の高等学校に通い応用化学に関する学課を修了していると同時に、30単位以上科学に関する科目を習得していれば、条件を満たしていることになります。
これが応用化学の学課を修了していることに繋がるので、いずれかの条件を満たしていないといけません。
その上で都道府県が実施している試験を行い、合格することが毒物劇物取扱責任者の資格を取得することの条件となります。
ただし18歳未満である人、薬物などを使用した中毒者や処罰された人、心身に障害を持っている人は受験することができません。

いろいろな仕事ができるようになる

毒物劇物取扱責任者の資格を取得していれば、いろいろな仕事を行うことができるようになります。
例えば塗装を行っている会社や、染料を取り扱っている会社、農薬を取り扱っている会社や薬局、メッキを行っている会社などが当てはまります。
基本的には製造業や薬などを取り扱っている販売業、輸入業などが当てはまりますが、これらの会社は非常にたくさんあるので、就職する場合にはかなり有利になるでしょう。

中には資格がなくても就職できる会社があるのですが、毒物劇物取扱責任者の資格を取得していることで、資格手当などとつけてくれるところもありますし、給料を高く設定してくれる会社もあります。
もちろん毒物劇物取扱責任者の資格を持っていないと採用してもらえない会社もあるので、取得しておいて損をすることはありません。
毒物劇物取扱責任者の資格を取得する方法や、取得できる条件などがわからない場合には、自分が住んでいる都道府県のホームページを見るか、問い合わせをしてみましょう。