1. >
  2. >
  3. 環境衛生指導員
環境衛生指導

環境衛生指導員

投稿者:

ゴミや廃棄物の処理に携わる仕事

人間が生活をしていく以上、必ずゴミや廃棄物が出てしまうのですが、ゴミや廃棄物を処理するときに誤った方法で行うと、有害物質を出してしまうことに繋がります。
そこでゴミや廃棄物を適正に処理するための指導員が必要になるのですが、指導員になるには当然資格が必要になるのです。
それが環境衛生指導員と呼ばれている資格なのですが、実は全く関係がないと思われる薬剤師の資格を所持していることが条件になります。

他にも医師や獣医師の資格を所持していると、環境衛生指導員の資格を取得できる条件を満たしていることになるので、もし環境衛生指導員を目指すという場合には、薬剤師か医師、獣医師のいずれかの資格を最初に取得しておきましょう。
ゴミや廃棄物に関する仕事に携わるのだから、まずは衛生面のことをしっかりと熟知しておかなければいけません。
ただし、他にも環境衛生指導員の試験を受ける条件を満たす方法があるのです。

環境衛生指導員の資格を得るための条件

先ほども紹介しましたが、薬剤師や医師、獣医師の資格を所持している人は、環境衛生指導員の資格を取るための試験を受ける資格があることになるのですが、他にも受験資格を得る方法があります。
それは指定された大学や高等専門学校で、医学、薬学、保健学、衛生学、獣医学、理学、工学、農学のいずれかの課程を終了し、卒業していることです。
さらにもう1つ条件を満たす方法があるのですが、それは廃棄物処理や衛生管理などの仕事に3年以上従事していることなので、必ずしも医学関連の資格を持っていなければいけないというわけではありません。

しかし、医学関連の資格を持っていれば、それだけ衛生管理などの知識も得られているので、試験では有利になるでしょう。
これらの条件を満たしていれば、都道府県で実施されている試験を受けることができるので、合格すれば環境衛生指導員として仕事ができるようになります。
もちろん仕事はかなり厳しいですし、相当な知識が必要になるので、資格を取得した後も勉強を続けていかなければいけません。

環境衛生指導員は公務員に分類される

薬剤師の資格を持っていれば、他の仕事に関係している資格を取得する権利を得られることもあるので、かなり仕事の幅が広がると言えるのですが、中には公務員として仕事をすることができる資格もあります。
その1つが環境衛生指導員なのですが、環境衛生指導員は都道府県、または市町村の職員という立場になるので、民間ではなく公務員という扱いになることから、当然条件もかなりよいと言えるでしょう。
通常公務員というのは、かなり楽な仕事をして高い給料をもらっていることが多いのですが、環境衛生指導員のような仕事はきつい上に、高度な知識が必要になります。