投稿者: 薬剤師の転職理由
薬剤師は非常に転職の多い仕事として知られています。
その理由には本音と建前があり、スキルアップを目的に転職したいという方も、実際には長時間勤務に我慢できなかったなどという本音があることが少なくありません。
転職理由で多いものは、勤務時間が長くて我慢できないというものです。
これは店舗型の職場でよく見られるケースで、疲れやすい立ち仕事や接客業であるため、長時間の勤務が辛くなると考えられます。
また、どんな世界にもいえることですが、サービス残業の多い職場の存在も否定できません。
サービス残業は拘束時間が長くなりますが、収入はまったく増えませんので、モチベーションの低下を促進してしまいます。
薬剤師という資格を活かすためには、気持ちよい環境で働きたいと考えるのは当然でしょう。
また、福利厚生の問題もあります。
待遇は年収だけでなく、福利厚生も働くために大事な要素です。
年収はよくても福利厚生が悪い職場は、長期勤続を考えると働きやすい会社とは言えません。
こうした事から、転職先をを探すなら福利厚生はよく比較してみるべきです。
将来性のある職場を選ばれるなら、福利厚生の充実した職場がいいでしょう。
さて転職の理由ですが、意外にも年収に関しては、さほど気にしない方が多いようです。
年収が低いという転職理由もありますが、年収が低くても人気のある職場は多いのです。
納得して働くには、年収と仕事の強度のバランスが大切になります。
年収が少しくらい低くても、そのぶん楽ができる職場であれば、ゆったり働きたい人には都合がいいでしょう。
年収が低いという悩みを抱えている方は、同時に勤務内容にも不満を抱えていることが少なくないのです。
職場の雰囲気
職場の雰囲気の悪さも、転職理由として多いものです。
薬剤師の場合、大勢の仲間とワイワイやりながら働くというケースは少ないでしょう。
2～3人の職場も多く、なかには自分1人なんてところもあります。
人間関係が上手くいかないと言う人は、1人での仕事ならば人間関係の悩みとは無縁なので、求人情報を探すときに1人職場をキーワードに探されるといいでしょう。
反対に複数の人と仕事をしたい人もいますが、複数人の職場では、2人ならば互いにケンカをすることも少なく、うまくいく傾向がありますが、3人になると仲間割れが起こりやすくなるのが特徴です。
ただ、これには個人の対人スキル能力が関係していることもあります。
対人スキルを磨いておけば、どのような職場に行っても重宝するでしょう。