投稿者: 薬と聞くと、多くの場合は病気、怪我などの疾患を治療するために用いられる薬剤のことを指します。
しかし、薬というのは疾患を治療する効果も期待できますが、使い方を誤ると逆の効果を表すこともあります。
また、最初から特定の効果を狙った違法薬物も存在しており、覚せい剤やMDMAといった薬剤が該当します。
ここでは、違法薬物の危険性について記述していきたいと思います。
なぜ違法薬物を使うのか
違法薬物の危険性をお話しする前に、どうしてこのような違法薬物を利用する人が後を絶たないのかをお話ししていきたいと思います。
違法薬物は所持しているだけで違法となりますが、そこまでの危険性を冒してまで使用しようとするには理由があります。
違法薬物にも色々あり、効果も違ってきますが、多くの場合強い快楽効果を得ることができます。
また、覚せい剤などは使用の初期段階であれば集中力が増し、神経が冴えわたるような感覚も味わえると言われています。
様々な強い快感が押し寄せてくると言われており、そのために法を冒してでも使用しようとする人が後を絶たないのです。
また、人によっては睡眠しなくてよくなる、普段よりもより良いパフォーマンスが発揮できるなど、様々な効果を得ることができると言われています。
危険性について
こうした違法薬物を使うことでの危険性は色々あります。
一つには、薬によって強い依存性があることが挙げられます。
一度違法薬物に手を染めてしまうと、また薬を使いたくなってしまい悪循環に陥ってしまいます。
一回だけ、という軽い気持ちで始めたのがもう一回、もう一回となりずるずると続いてしまう、ということが多々あり、最終的には薬を手に入れるためだけに働くようになる、ということもあります。
この状態にまでくると、仕事においても様々な悪影響が出てきますから、最終的に仕事を解雇される可能性もあります。
そうなると今度は悪いことをしてでも薬を手に入れようと考えるようになり、どんどん犯罪に手を染めていくというケースもあります。
つまり冷静な判断が一切できなくなってしまうのです。
最終的には逮捕されるか廃人になってしまうか、ということになりますから、決して違法薬物には手を染めてはいけません。
一度だけという甘い考えで違法薬物を使ってしまうと、その一回がきっかけで人生を大きく踏み外してしまうことも考えられますから、一回だけなどという気持ちは持たず、絶対に違法薬物には手を出さないという意識が必要です。
疲れがとれる、元気が出る、ダイエットに効果があるなど、違法薬物を提供する側は甘い誘惑を口にしますが、こうした口車には一切乗らず、違法薬物は使用しないと固く意識することが重要です。