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覚せい剤について

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違法薬物の中で最も危険と言われ、依存性も高いと言われているのが覚せい剤になります。
毎年のように、覚せい剤所持などで逮捕される人は後を絶たず、テレビ番組に出演している芸能人やスポーツ選手でも、時に覚せい剤取締法違反で逮捕されることがしばしばあります。
ここでは、違法薬物の代表格でもある覚せい剤の症状や危険性について記述していきたいと思います。

覚せい剤の効果と危険性

覚せい剤を使用すると、まるで自分が超人になったような感覚に捉われると形容されることがあります。
また、実際使用することで通常ではありえないようなパフォーマンスを発揮したり、集中力が極度に増すとも言われています。

覚せい剤は使用する方法によって得られる効果や持続時間なども変わると言われており、最も手軽にできるアブリと呼ばれる方法でも充分な多幸感を得られると言われています。
静脈注射だと更に強い多幸感を味わうことができ、持続時間も長続きしますが、注射による使用はより依存性を強くするとも言われています。

覚せい剤を使用することで最初こそ多幸感を得て、また色々な面で高いパフォーマンスを発揮することが可能かもしれませんが、やがて依存度は増していき、覚せい剤なしでは生きていけなくなってしまいます。

覚せい剤使用による症状

覚せい剤の使用を続けると、やがて覚せい剤なしでは生活ができなくなってしまいます。
使用している時は大きな多幸感に包み込まれますが、それが切れた時には頭痛や疲労感、眩暈、情緒不安定などの症状が出始めます。

こうした症状が長く続くようになると、その苦しみから逃れようとまた覚せい剤に手を出します。
そして、薬の効果が切れるとまたさきほどのような症状が表れてくるのですが、使用の回数が増えるほど症状はより顕著になってきます。

最終的には覚せい剤欲しさにイライラしてしまったり、ちょっとしたことで激昂してしまうといったことも起こります。
また、禁断症状が始まってしまうと体から虫が這い出るような幻覚が見えてしまったり、周りの人間が怪物に見えるようなこともあると言います。

こうした禁断症状は大変苦しく辛いと言われており、この苦しみから逃れようとまた覚せい剤を使おうとします。
もうこうなってしまうと完全に悪循環ですから、この状態から抜け出そうとするのは至難の業です。

最終的には攻撃性が強くなったり、意味不明な言動をするようになり、時に周囲に被害を与えることもあります。

覚せい剤を使用するということは、人生の破滅を意味します。
薬物の中で最も依存性が強いと言われている覚せい剤ですから、一度の過ちが人生を大きく狂わせてしまうことがあるのです。

決して覚せい剤は使用してはいけないのです。