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ヘロインについて

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ヘロインは、モルヒネを基として造られる麻薬の一種として知られており、正確にはジアセチルモルヒネという名称になります。
覚せい剤に並んで依存性が強い薬物と言われており、当然日本においても違法薬物に認定されています。
薬物の王者と呼ばれるほど強い快感が訪れると言われていますが、それと同時に体や精神に対する悪影響も大きいと言われています。

作用について

実際にヘロインを使用することによってどのような効果が表れるのか、ということですが、実際に使用した米国作家などの話からすると、いまだかつて経験したことのないような多幸感が得られるということです。
ヘロインは経口摂取や鼻の粘膜からの吸収、また静脈注射といった方法が主流ですが、特に静脈注射によって得られる快感はなにものにもかえがたいものだと言われています。

とにかく多大な多幸感を得られるということで、人間の生涯において得ることのできる快感の数百万倍の幸せを一種にして得ることができると言われます。
しかし、こうした情報が多くのヘロイン中毒者を新たに生み出してきたことも事実であり、その点は問題でもあると考えられます。

約束された安堵、というような表現もしばしばされるヘロインは、紛れもなく違法薬物であり、魅力的な作用を発信することにはやや問題があると言えます。

禁断症状について

違法薬物を使用することによって得られる多幸感と引き換えに、段々と体、または精神を蝕まれることになります。
これはヘロインでも同じことが言え、使用を続けることで肉体面、精神面に大きく依存することになります。

依存が原因で禁断症状が引き起こされ、様々な症状が現れるようになります。
体中の関節が非常に痛くなったり、風が少しあたっただけで全身が痛かったり、体中に不快感がまとわりつくようなこともあると言われています。

こうした一連の禁断症状は「地獄のよう」としばしば形容され、圧倒的な多幸感を得ることのできる反面、地獄のような禁断症状に悩まされることになります。
こうした禁断症状にはメサドンを定期的に投与することが有効と言われており、投与することで副作用はすぐに治まってきます。

また、メサドンの効果が持続している間にヘロインを摂取したとしても、その麻薬効果は抑制されるという効果もあります。
なお、ヘロインの禁断症状の苛烈さを指すコールドターキーと呼ばれるスラングが誕生したことは有名です。

一時的な圧倒的多幸感を得るために長い間地獄のような禁断症状と戦う羽目になった方は少なくありません。
また、一度でもヘロインを摂取して多幸感を覚えてしまうと、必ずもう一度やりたくなるほど依存性が強いと言われていますから、一度でも手を出さないことが重要です。