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薬剤師の転職事情

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転職事情

薬剤師には、薬局、病院、製薬会社など多様な働き方があります。
また、女性の占める割合も多いことから、転職市場は意外に活発です。
女性は出産をはじめとして、ライフスタイルの変化が起きやすいので、
働き方の変更をしたいと考える方がとても多いのです。

そこで、自分が転職をしたいと考えたときに、どのような方法があるのかご紹介します。
まず、現在一番おすすめなのは、インターネット上にある
転職支援サービス会社を活用するということです。
不況の今でも転職サイトは非常に活気を帯びています。
いや、不況だからこそ、活気があるのかもしれません。
過酷な労働状況にあって、職場環境に満足していなかったり、自分の夢を実現する
ためには今の職場では満足できなかったり、給与面でさらなるアップを期待したり
とその理由は様々です。

また、第二新卒といって、入社3年以内に転職をするという
若者用の転職市場も非常に好況です。
最近の若手社員というのは実は非常に離職率が高いのです。
昔は石の上にも3年といって、どんなつらい仕事でも、どんな自分に合わないと
思った仕事でも何とか続けるように周囲に言われたものです。
ですが、最近の傾向としては、学生は自分にあった仕事をすることを
非常に大切にするようになりました。
仕事は満足する仕事でなければつく意味がないとすら思われていたりもします。
不況の中で大手志向も強まって、就職浪人をするという学生まで出る始末。
ただ、薬学部の卒業生というのは、この不況下においても、就職活動で就職先が
なくて困るということはまずありません。

医療従事者

看護師や医師と同様に医療従事者というのは、日本では慢性的な人手不足であり、
その必要性は今後もますます高まることと予測されています。
某愛名医療費の問題は残るものの、やはり国として医療や福祉に対しては手厚い
制度を作り上げる責務がありますので、薬剤師の担っていく役割もどんどん幅広く
奥深くなっていくことでしょう。

ですから、薬学部を卒業する際に自分の力をいかんなく発揮できる職場を探し、
自分のビジョンを実現できる職場を探すということは、薬学の勉強をするのと
同じくらい大切なことです。
ただし、国家試験の対策もしながら学校の講義や実習をこなしている薬学生と
いうのは忙しくて就職活動の際に十分な準備ができず、何となく先生にすすめられ
た職場に就職してしまうという学生もいます。

でも、薬剤師として活躍するために、無駄な経験などありません。
他の職種の方もそうであるように、ミスマッチというのは現実としてあるものなのです。
ですから、自分の向かいたい方向と異なっていると感じたときはいち早く転職に
ついて調べることを開始して、納得のいく転職活動を始めるということがとても大切です。

最初の職場は失敗ではなく、今後自分がイキイキと働くための足がかり、
いい経験と思うようにしましょう。
実際、転職先では転職前のことを聞かれます。
そこで培ったものをアピールしなければ転職活動はうまくいきませんから、
転職活動をすると同時に現職にも力を注ぐことを怠ってはいけないのです。