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ヤバイ男

大麻について

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世間をにぎわすことも多い大麻、手を出しては絶対にダメ!

いつになっても芸能界の大麻、麻薬騒動は毎年報道されており、ファンは心からがっかりし、裏切られた気持ちになります。

若い世代に影響力が強いタレントが大麻取締法違反などで捕まった様子などが報道される度に、どうしてこんなものを使用してしまうのか、危険性を知らないのかと、子ども世代からもっと積極的な危険認識をさせるための教育が必要なのかもしれないと強く感じます。

勿論人ごとには思えず、同じ世代のお子さんをお持ちの方はしっかりと教育しないといけないと感じるでしょうし、大人も手を出す人がいるのですから、自分も隙を作らないことが必要だと認識すべきです。

産業用としての面もある大麻

大麻はクワ科の一年生草本であり、大麻取締法において定められ、大麻草及びその製品の事を指します。
最近はニュースでも、大麻の葉よりも花の部分の方が作用も強いと聞くことがあります。

大麻草は衣服などに利用されてきたため、日本でも使用されてきたのですが、種子などは麻の実として、七味唐辛子の構成薬味として利用されており、成熟した実を乾燥させた麻子仁(マシニン)については生薬として利用されています。

食品で使用されている麻の実については発芽防止処置が施されていて、産業用として栽培する場合、大麻取扱者免許が必要となります。

有益に利用されてきた一方で、薬物乱用、犯罪に結びつくマイナス面も多数あるのが大麻です。

薬物乱用の中で大きな問題となっている大麻の成分

薬物乱用というのは、医薬品を本来の目的から逸脱した用法、用量で、また目的の下に利用することで、治療目的にない薬物を不正に使用することです。

大麻草について常に問題となってきたのが、テトラヒドロカンナビノール「THC」という樹脂に含まれている成分のことです。

このTHCは酩酊感、幻覚作用などを表し、産業用に許可を受けている種類についてはTHC量が少ないとされていますが、薬物乱用の問題となる大麻の多くが、THCを多く含有するように品種改良されている、赤道付近など海外で栽培されてきた種類です。

葉、花穂を乾燥させた状態のものがマリファナと呼ばれるもので、樹脂として抽出したものが、ハシッシュ(ハシシとも呼ばれる)で、世界中で規制されているにもかかわらず、不正取引され、日本でも犯罪となるものとわかっているのに利用される方が後を絶たないのです。

大麻を利用することは破滅への道と考えてほしい

大麻を利用された方の多くが、ちょっとした好奇心、大麻なら覚せい剤よりも安全かと思ったなど、とんでもないことを言っています。
また大麻は麻薬、覚せい剤と同じで身体的障害、精神的障害を起こすものです。

体に及ぼす急性的な障害としては、心拍数の増加、平衡感覚の障害、吐き気、目の充血尚がありますし、慢性的な障害として、咽頭炎、慢性気管支炎、狭心症、心不全、ホルモンバランスの失調、免疫力低下など、いずれも怖いことが起るのです。

大麻を乱用されている人は濾過されていない大麻の煙を吸い込み、紙巻きたばこの様に大麻を普通の煙草の様に吸っています。
これは、ジョイントと呼ばれる方法ですが、煙草を吸うより数倍も発がん性物質が含まれているので、命を脅かすものを利用していることを理解しなければなりません。

大麻に含まれているTHCは、脳細胞などに1ヶ月以上も止める事もあるので、脳障害を引き起こし、廃人となってしまう人も少なくありません。

日常生活に支障をきたすことは明らかですし、通常の状態でいる事が出来ないのですから、簡単に犯罪を犯してしまうことも多いのです。
依存性などを否定される方もいますが、実勢に精神的依存性が確認されています。

こうした危険性に気が付き乱用をストップしても、大麻を利用している時がフラッシュバックし、後遺症として長く残ってしまうので、嗜好品とは全く違うもの、非常に危険性の高いものとして認識してください。