怪しい粉

LSDについて

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幻覚を引き起こす麻薬

LSDという名前を聞いたことがあると思いますが、知っての通りに麻薬です。
LSDは強い幻覚作用を引き起こす麻薬としても知られていて、日本では1970年に麻薬指定されました。
幻覚を引き起こすと言われても、どのような感じなのかわからないという人もいると思いますが、簡単に言えば錯乱状態になることを指します。

よく映画などでも麻薬を使って暴れ出すことがあると思いますが、このようなイメージだと考えてよいでしょう。
LSD以外にも同じような症状を起こす麻薬がたくさんあるのですが、毒キノコでも同じような症状になる種類が多くあり、中にはマジックマッシュルームという名称が付けられ、麻薬指定されています。
大半の麻薬はLSDのように幻覚作用を引き起こし、使用し続けていくことで中毒化している恐ろしい物なのです。

お酒をイメージするとよくわかると思いますが、お酒も飲むと気持ちがよくなって陽気になると思いますが、使用し始めたときはお酒を飲み過ぎたときと同じような感じになります。
しかし、使い続けていくことで幻覚を見るようになり、陽気な気分になるだけではなく、恐怖を感じて突然叫び出すことや、暴れまわるという症状も出るので、絶対に使用してはいけません。
LSDだけではなく、他の麻薬も1度使ってしまうと体が麻薬を欲するようになるのがとても恐ろしいと言えるでしょう。

外国から持ち込まれている麻薬

LSDは日本で取れる植物やキノコで作られている麻薬ではなく、外国から密輸されている種類なので、以前は日本に存在していませんでした。
戦後外人がたくさん日本国内に入ってきてから蔓延した麻薬だと言えるでしょう。
特に日本は外国人や外国から入ってくる輸入品の検査などが甘い国なので、簡単にこのような麻薬が蔓延してしまうのです。

LSDのように、麻薬の多くは海外から持ち込まれている物なのですが、中には日本国内にある植物やキノコから作れる麻薬もあるので、注意しないといけません。
しかし、実際日本国内での取り締まりはかなり厳しいので、国内で生産することはかなり難しいことから、検査が甘い外国から輸入することが多いのでしょう。

LSDの成分

LSDは強い幻覚作用を引き起こす麻薬であることは触れましたが、LSDにはリゼルギン酸と呼ばれている化学物質が含まれています。
リゼルギン酸は菌類に含まれている成分なのですが、菌類の一種であるテオナナカルトルと呼ばれているキノコに含まれている成分です。

このキノコは当然マジックマッシュルームに指定されており、トリプタミンやシロシビン、シロシンという幻覚成分を引き起こす成分も含まれています。
LSDの特徴は無色で無臭となっていて、僅かな苦みを感じる麻薬なのですが、薬剤師や麻薬捜査官などの職業に就くのであれば、やはり知っておかなければいけない種類の麻薬だと言えるでしょう。